FXの損失は「翌年の繰り越し」が可能なのか?
「何かの事業で失敗した」、あるいは、「銀行のローンを組んでいる」という場合、所得税などに一定の「繰り越し枠」が設けられていますね。それなら、FXの損失に対する措置は存在していないのでしょうか?たとえば、損失分を翌年に繰り越して税金を計算するなどが可能なのかどうか、この点についてしっかりと勉強しておきましょう。
残念ながら、個人でのFXで損失を出しても、その損失分を翌年に繰り越すことは出来ません。したがって、損失が出たとしても、それを繰り越し申請することは諦めておきましょう。ただし、個人投資家レベルでも損失を繰り越す方法がありますので、それについて解説してみます。
「個人での繰り越しは出来ない」と言っても、「個人事業として届け出ている」なら話は別です。つまり、FXを「事業」として行うのであれば、損失分を「損金扱い」に出来るため、翌年に繰り越すことが可能になるんですね。
しかも、事業届を出しておくと、税金面でもお得になるケースがあります。店頭取引の場合、FXの利益は総合課税の対象となり、最大で「50%」の税率に跳ね上がってしまいます。しかし、事業扱いであれば税率の上限が「41%」になりますので、大きな規模で取引をしている場合は事業届を出しておいた方が良いかもしれませんね。
もちろん、FX初心者の段階では上記のようなことを考える必要はないかもしれません。しかし、税金に関する「最低の知識」だけは持ち合わせておきましょう。さもないと、「脱税」の汚名があなたに降りかかることになりますからね。
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