FXでもし脱税した場合は・・・
FXの利益も所得になりますので、一定以上の利益を上げたなら当然ですが「納税義務」が発生します。そういえば、5年ほど前に、ある主婦の「脱税事件」が話題になりましたね。ごく一般的な家庭の主婦がFXを始めて、なんと4億円もの「所得隠し」をしていたという事件です。金額が金額なだけに警察当局が動き出し、結局、ものすごい額の「追徴課税」を支払う結果になってしまったのです。その当時、FXはそれほど人気ではありませんでした。もともと日本人は投資とは無縁な生活を送ってきましたし、「コツコツと汗水を流して働く」ことが美徳とされていたのです。ところが、「ごく一般的な主婦でも億単位のお金を儲けられるのがFXである」というのがこの事件をきっかけに日本中に広まり、それ以降の人気の高まりは言うまでもありませんね。現在ではサラリーマンの副業として、あるいは主婦の皆さんのお小遣い稼ぎの方法として、FXは老若男女とわず、多くの人が始めているのです。
しかし、それに伴って増えているのが「脱税」なんですね。年間で20万円以上の利益を上げたなら、絶対に申告する必要があるのですが、「まぁ大丈夫だろう...」と考える人は多いのも事実です。これは困ったものですね。今は見つからなくても、いつか必ず当局に摘発されることになります。「でも、テレビのニュースでもそんな話を聞いたことがありませんよ」と言う人もいますが、個人レベルでの脱税をいちいちテレビが取り上げるはずありません。つまり、私たちの知らないところで税務署の皆さんは調査を行い、私たちの知らないところで摘発が活発に行われていることを知っておきましょう。
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くりっく365での税金とは?
FXの税金対策として「くりっく365」を利用されている方も多いはずです。「くりっく365」は「取引所取引」の別称であり、簡単に説明すると「公的機関によるFX」ということですね。一般的なFX業者で取引をする場合は「民間によるFX」になりますので、FX以外の所得との「合計額」に税率が適応される「総合課税」を勉強する必要がありますが、取引所取引の場合は「申告分離課税」の対象となりますので、今後、「くりっく365」を利用するならこの点について勉強しておきましょう。
「くりっく365」の場合、たとえどれだけ利益を上げたとしても、税率は一律で「20%」と決まっているのです。このことを考えると、たとえば総合課税で税率が「20%以上」になっている場合、「くりっく365」を利用した方が税金面でお得ということになりますね。一方、総合課税での税率が「20%以下」であれば、「くりっく365」の利用は逆に損をするということになってしまいます。
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FX初心者であれば、最初から利益を見越して取引をすることは出来ませんので、それほど重視するべき点ではないかもしれませんが、ある程度の利益が確保できるようになってきたら、ぜひ「税率20%」のラインを覚えておきましょう。
ただし、「くりっく365」には取引手数料が存在しており、また、スワップポイントやスプレッドなどに大きな魅力がないため、取引面では少し苦労するかもしれません。したがって、「20%を絶対的なラインにする!」というのではなく、取引面も考えた上で「店頭取引」にするのか、あるいは「取引所取引」にするのかを決めるようにしておきたいですね。
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FXの損失は「翌年の繰り越し」が可能なのか?
「何かの事業で失敗した」、あるいは、「銀行のローンを組んでいる」という場合、所得税などに一定の「繰り越し枠」が設けられていますね。それなら、FXの損失に対する措置は存在していないのでしょうか?たとえば、損失分を翌年に繰り越して税金を計算するなどが可能なのかどうか、この点についてしっかりと勉強しておきましょう。
残念ながら、個人でのFXで損失を出しても、その損失分を翌年に繰り越すことは出来ません。したがって、損失が出たとしても、それを繰り越し申請することは諦めておきましょう。ただし、個人投資家レベルでも損失を繰り越す方法がありますので、それについて解説してみます。
「個人での繰り越しは出来ない」と言っても、「個人事業として届け出ている」なら話は別です。つまり、FXを「事業」として行うのであれば、損失分を「損金扱い」に出来るため、翌年に繰り越すことが可能になるんですね。
しかも、事業届を出しておくと、税金面でもお得になるケースがあります。店頭取引の場合、FXの利益は総合課税の対象となり、最大で「50%」の税率に跳ね上がってしまいます。しかし、事業扱いであれば税率の上限が「41%」になりますので、大きな規模で取引をしている場合は事業届を出しておいた方が良いかもしれませんね。
もちろん、FX初心者の段階では上記のようなことを考える必要はないかもしれません。しかし、税金に関する「最低の知識」だけは持ち合わせておきましょう。さもないと、「脱税」の汚名があなたに降りかかることになりますからね。
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FXでどれくらい儲けたら税金を払うのか?
FX初心者の方に多く見られる質問に、「どれくらい儲けたら税金を払う必要があるのですか?」というものがあります。たしかに気になる点ですね。たとえば、FXでの利益が「10円」ということもあると思いますが、さすがにこれでは税金を支払う必要はないように感じます。一方、10万円以上なら支払う必要がると想像できますが、実際の「支払いライン」とはどこにあるのでしょうか?
FXの税金は、1月1日~12月31日までの1年間を基準にして考えます。この1年間に「20万円以上の利益」を出した場合のみ、税金を支払う必要が出てくるんですね。したがって、年間の利益が「20万円未満」であれば、税金を支払う必要がありませんので安心しておきましょう。
さて、1月1日~12月31日までの1年間で20万円以上の利益を上げたなら、必ず申告するようにしておきましょう。申告の作業自体はそれほど難しくありません。店頭取引の場合、1年間の取引の「収支書」と「FX以外の所得」を提出しておけばOKです。あとは、所定の手続きを踏んで税金を支払っておきましょう。少々面倒に感じる作業ですが、それほど大変な作業でもありませんし、何よりも納税は国民の義務ですので必ず申告するようにしてくださいね。
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なお、総合課税による申告が自分ではできない人も多いと思います。その場合、管轄内の税務署に問い合わせておきましょう。「FX利益の税金計算が分からないのですが...」と質問すると、その場で計算方法を教えてくれますし、それでも分からない場合は必要書類を持って税務署に出かけてみましょう。最近の税務署は対応も丁寧になってきましたし、昔のような「疑い目線を向けられて嫌な思いをした...」ということもありませんよ。
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FX初心者の税金入門
FXを始めるには、当然ですが税金についても勉強しておく必要があります。FXの利益も「所得」に分類されるため、税金を無視した取引だけはやめておきましょう。さもないと、悪質なケースでは「刑事告発」ということも考えられるんですよ。
さて、FX初心者が税金について勉強する場合、最初に覚えるべきキーワードが「総合課税」と「申告分離課税」です。FXによる利益は、「雑所得」に分類されるため、FX以外の所得との「合計額」によって税率が変化します。このように、FX利益を含むすべての所得との「合計額」によって税率が決まる仕組みを「総合課税」と呼んでいるんですね。
「総合課税」は、一般的なFX業者を通して取引する「店頭取引」において適応されますが、「くりっく365」などの「取引所取引」の場合は、総合課税ではなく「申告分離課税」が適応されます。
「申告分離課税」とは、FX以外の利益に関係なく、FXの利益だけに「一律20%」が課税されるというものです。したがって、サラリーマンの副業としてFXをやっている場合、あなたのお給料に関係なく、「20%がFX利益に課税される」と覚えておけば大丈夫でしょう。
いかがですか?FXと税金に関しては、取引を始める前にしっかりと勉強しておくべき点なのですが、まずは上記で紹介した「総合課税」と「申告分離課税」のキーワードだけは最初に覚えておきましょう。ただし、たいていの初心者の方は「店頭取引」でFXを始めることが多いので、とくに「総合課税」についてしっかりと勉強しておくことをオススメします。
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